Q1、目が腫れています。
A1、1種類の野菜など偏った餌を与え続けていた場合に見られる症状です。ビタミンAが欠乏しています。レタスなどの水分の多い野菜を控えめにし、バランスのよい餌に変えましょう。しばらく様子を見て治らない場合は病院にいきましょう。 |
Q2、排泄物がでません。
A2、水分や繊維質が不足している場合などは便秘になります。37度前後のぬるま湯で10分ほど温浴をしてあげましょう。小石が腸の中で詰まっている場合や尿酸が固まっている場合などがありますので、治らない場合は病院にいきましょう。 |
Q3、排泄物の色が白いです。
A3、尿酸とよばれているもので、タンパク質などです。たまに出ますが、問題ありません。 |
Q4、下痢のようです。
A4、寄生虫(ほとんどのリクガメの中には寄生虫がいるといわれています)の可能性がありますので、駆虫しましょう。症状が続く場合は、病院にいきましょう。 |
Q5、えさを食べません。
A5、飼育温度が低い場合や水分が不足している場合は、食欲が落ちます。ケージ内の温度を調べ、低いようだと温度を上げましょう。 |
Q6、温浴の仕方がわかりません。
A6、温浴は代謝をよくし排泄や食欲を促す効果があります。温浴の仕方は、30度から38度ぐらいのお湯を入れた桶に10分程度カメを入れてください。この時に、カメが溺れないようにして下さい。排泄物を出した場合は、綺麗なお湯に変えてください。水分補給をおこなったりもしますので綺麗なお湯にしておくほうがよいです。温浴中に、カメの体に異常がないかをチェックし、甲羅などを洗ってあげてください。 |
Q7、飼育ケージの大きさはどの程度がいいですか。
A7、一般的には、甲長の4倍から5倍程度が必要といわれています。つまり、甲長12センチのホルスフィールドリクガメなら横幅60センチの水槽が丁度良いということになります。ホルスフィールドリクガメは最大でも甲長が20センチ程度ですので60センチまたは90センチサイズの水槽や衣装ケースを買えば問題ないと思います。 |
Q8、餌の与え方について。
A8、餌はプレートやお皿の上において与えてください。土の上などに直に置くのは衛生的にも良くないですし、小石などを食べてしまう危険性があります。野菜などは洗って食べやすいサイズにカットしてから与えてください。食べ残した野菜などは綺麗に掃除してから新鮮なものに変えてください。配合飼料の場合は水で適度にふやかしてから与えてください。 |
Q9、与えてはいけない餌はありますか。
A9、野菜類ではねぎやたまねぎは与えないでください。配合飼料ではドッグフード用のものなどは高たんぱく質なので与えないでください。 |
Q10、なぜ日光浴させないと駄目なのですか。
A10、ホルスフィールドリクガメは草食動物なので食物からビタミンD3を摂取することができません。ビタミンD3は甲羅や骨を作るために必要です。このビタミンD3を体内で作るために太陽光に含まれるUVBという紫外線が必要になります。ですので、たまには日光浴をさせて紫外線を吸収させてください。ちなみに雨のときでも紫外線は放射されており、紫外線ライトが放射する量よりも多いと言われています。屋内飼育で紫外線ライトを使用されてる方でも、日光浴はさせてください。 |
Q11、庭に放し飼いしてもいいですか。
A11、甲長が10センチに満たない場合などは止めておいたほうが無難です。カラスや猫や犬などの外敵には注意してください。また、ホルスフィールドリクガメは地中に穴を掘りますので、脱走には気をつけてください。壁を乗り越える場合もありますし、地中から逃げる場合もあるそうです。 |
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